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2015.01.01

酔狂道・未歳初勝負

Hinode08

「酔狂道」とは、己との闘いである。
新年早々異常に大上段な論理展開であるが、まあつまりそう云う事な訳である。

裏日本の方では大変な荒天に見舞われ、東京も風が吹き荒れる元旦早朝、
何故に随伴者も居ないまま寒風吹き荒ぶ薄暗い街に飛び出さねばいけないのか?
それもこれも総ては「己との闘いに勝つ為」に他ならない。
新年の朝に御来光を拝むと云う習慣をその身に刻んで三十三回目。
かつて小学校の恩師に「継続は力なり」と云う言葉を贈られたが、
一体これがどう云う力に成っているのか全く解らないまま今年もやって来た。

決して大袈裟な前振りを振らなければ本題に移れない訳では無い。
「絶対に押さないでくだいさいよ」と念押しした稲川淳二が、
その舌の根も乾かぬ内に井出らっきょに熱湯風呂に突き落とされた後に、
「喜んでいただけましたか?」と客に確認を求める様な物である。

と云う毎年お馴染みなコピペから始まる新年一発目の大博打。
昨年はブログの方はお休みしていたが勿論出掛けたし、賭けにも勝った。
しかし今年は天気予報に雨マークが付き全国的に荒れた大晦日と云う事で、
三十三回目の今年はもしや雨で中止か?等と懸念する物の、
結局、除夜の鐘を聞いても雨などは降らず、爪の如き三日月も煌々と冴え、
しかし夜半から吹き始めた風は暴風の様に唸りをあげていた。

白み始めた元旦の早朝、気温はそれ程でもないが強風が非常に応える。
ここ数年お馴染みの橋の上に何とかポジションを取ったが良いは、
橋の上は正しく凄まじい勢いで足元から吹き上げる風に体温は下がる一方だ。
本日は風に流されたか、何時も太陽が顔を見せる辺りには厚い雲が居座る。
中途に切れ間が有ったので、其処からご来光を期待していたのだが、
日の出の時間を過ぎても陽光は雲間に隠れたきりだった。

鈴生りの見物客も潮が引く様に橋の上から去って行き、
もはやこれまでと潔く諦め、もう一つのお馴染みの場所へと急ぐ。
するとビルの合間から天辺に雲を頂いた雪化粧の霊峰が何とか垣間見える。
つか余りにも白過ぎて少し現実感が希薄な様に感じる富士の御姿だった。
そして家に近付く頃には厚い雲を乗り越えてようやく新年の陽光が煌き出し、
やっとの事で太陽の尊顔を拝み例年通りの参拝を済ませたのであった。

どうかこの一年も健やかに過ごせます様に。

Hinode09

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